Home > 治療のご案内 > 睡眠時無呼吸症候群(SAS)
睡眠時無呼吸症候群になると、寝ている時に息が止まり、
いびきをかくことによって、睡眠の質が悪くなります。
その結果、昼間に眠くなったり、血圧が上がったり、
心臓や血管に負担がかかってしまいます。
長い人では2分間息が止まることもあり、血中の酸素飽和度は60%まで低下し、脈拍は200回近くまで上昇します。程度の大小はありますが、寝ている間にこのような状態がずっと繰り返され、例えるなら毎日徹夜が続いているような状態になります。
根本治療として、肥満に対する体重減量・鼻腔がせまいなどに対する耳鼻科的治療・顎が小さいなどに対する口腔外科的治療/矯正治療が行われます。
対症療法としては、
・歯科的マウスピース治療
・CRAP治療
・睡眠退体位の指導
などが行われます。
睡眠時無呼吸症候群のうち軽症〜中等症、CRAPが使用できなかった症例において、マウスピース治療は適応とされています。
マウスピースを作成するためには、終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査に基づく医師の診断を受けた上で、マウスピース治療を行う必要があるか診療情報の提供を受けなければ作成することはできません。疑いのある方はまず状態を把握し、必要であれば対応可能な医療機関をご紹介いたしますのでご相談ください。
クスノセ歯科では院内に在中の歯科技師がマウスピースを作成します。
この上下分離型のマウスピースは装着時の拘束感が少なく、水を飲んだり会話をしたりすることも自由にできますので、装着中にも快適に過ごせます。マウスピースの内面は柔らかい素材でできているため、脱着も容易です。
※睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療は、医師からの紹介状が必要です。
まずは当院にてお気軽にご相談ください。
※クスノセ歯科では保険適用が可能です。
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