根管治療

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歯の根の治療・予防

根管治療とは、専用の器具で細菌に感染してしまった歯質や歯髄(神経)を徹底的に除去し、歯の根の病気(根尖病変)を治療・予防するものです。
むし歯が歯髄(神経)まで進行した場合や、根の病気になってしまった場合には、この根管治療が必要になります。
しかし、この根管治療はかなり難しいのです。なぜなら、根っこの中は直接見ることができず、形も人それぞれなので完全に細菌を取り除くことが非常に難しく、 しかも細菌を取り残した状態で詰め物を詰めたり、かぶせ物をすると、後々細菌が増殖してトラブルが出てきてしまうこともあるからです。
後からトラブルが出てきてしまった場合には、ほとんどのケースで前に治療した詰め物やかぶせ物などは作り直さなければならず、最悪の場合は抜歯になってしまうこともあります。

当院では根管治療の成功率を上げるために「嫌気性培養」を行い根管内細菌のチェックを行っています。

根管治療

  • 歯の神経が残って痛む場合
  • 歯の神経が死んで歯の根の先に感染を起こした場合

嫌気性栽培の様子

細菌がいた場合には薬剤で処置し、いない状態になってから「かぶせ物」をしますので、治療の成功率のアップはもちろん、再治療の防止に絶大な効果を得ています。

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