Home > クスノセ歯科BLOG > 元気で長生きと歯の関係・・・①
BLOG, 検診, クリーニング, 加齢, 健康について, 中・高年期, 予防歯科
夏休みが終わり9月に入りました。今年の夏は花火大会が開催できてよかったですね、大勢の人の気持ちを前向きに明るくしてくれました。
さて今回からは長生きについてです。
◎高齢社会の日本
老年人口が増え、日本は高齢社会を迎えています。それに伴って高齢者の生活のあり方に対する関心が高まり、健康で生きがいに満ち、社会の一構成員として充実した生活が求められています。
単なる長生きが目標であれば、時間だけを見ていけばよいことになり、たとえば、70歳代から寝たきりになって100歳まで生きた人のほうが、元気に社会生活を送り85歳まで生きた人よりも目標を達成したことになります。
しかし現在は、生活の質も重要だとされ、「元気で長生き」ということが理想とされています。このためには、楽しく食べることができる口の機能の維持が不可欠です。
◎食べることと脳の関係
食べることの目的は、生きていくために必要な栄養を摂ること、おいしいものを食べることで快感を得ること、「血液をサラサラにする」など食べ物の成分によって体をきれいにすること、友人や家族などと楽しい時間を共有することなどが考えられます。
これらの目的のなか、高齢期において重要なのは、必要な栄養を摂ることです。
十分に噛むことができない、あるいは自分自身の残っている歯の数が減ることは、食べる能力の低下を招き、噛むことを無意識に避けようとします。その結果として、食べ物の種類が少なくなり、栄養が偏り、健康でなくなる危険性があります。
さらに、高齢期に十分に食べる機能を維持していることは、脳の健康維持にも繋がると言われています。最近の研究によれば、残っている歯の数が少なくなり、食べる機能が十分に果たせなくなると、計算や思考、記憶と関係する脳の部分が衰えるとの報告があります。このことから考えれば、歯の数が減少し、食べる機能が損なわれることは、脳の健康も損なう危険があることになります。
高齢者の方は特にお口の定期的なメンテナンスが必要です。当院では優秀な歯科衛生士が在籍しております。健康な歯のために月に1回はクリーニングを心がけましょう。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
阪神尼崎駅から徒歩10分
尼崎市の歯科医院小児・一般・歯周病・インプラント・矯正・審美など、
どんな悩みも気兼ねなく相談いただける歯科医院です。
クスノセ歯科
〒660-0892
兵庫県尼崎市東難波町5-2-16
TEL:06-6481-2181
URL:http://www.kusunose-dental.com
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇