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  • 歯以外のお口の病気について・・・①

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    6月です、蒸し暑くなってきました。熱中症に注意が必要ですね。

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    さて今回は、治りにくい腫れ物ができたら・・・。

     

     

    口の中は、体のほかの部分と異なり、顎の骨から歯が歯ぐきを貫いてはえていて、しかもその歯がはえ変わるという特殊な環境です。そのため、体のほかの部分に比べて病気の種類が非常に多いことが特徴です。

     

     

    では、むし歯や歯周病のほかにどのような病気があるのでしょうか。

     

     

    ■嚢胞(のうほう)

    嚢胞(のうほう)とは、体の中にできた異常な空洞で、周りを壁のようなものに囲まれ、その中は液体やドロドロしているもので満たされている状態です。

     

     

    歯の根の先端が膿んでできる歯根嚢胞が最も多く、嚢胞(のうほう)の約40%を占めます。ほかにも、きちんと生えずに埋まっている歯が原因でできる含歯性嚢胞(のうほう)や、蓄膿症の手術の後10数年以上経ってまた膿がたまってくる術後性上顎嚢胞(のうほう)などが多く見られます。

     

     

    どの嚢胞(のうほう)も大きくなり、顎の骨が膨れることで発見されることもありますが、初期には全く痛みや違和感がないため、ほかの歯の治療で撮影したレントゲン写真に写って偶然見つかることが多いのが特徴です。また唇や舌の下の唾液が出てくる管が水漏れを起こし、水風船のようにたまってくる粘液嚢胞(のうほう)というものもあります。治療法は小さなものは手術で摘出されますが、大きなものは嚢胞の一部に穴をあけて嚢胞(のうほう)を小さくする方法が行われます。

     

     

    お口の中の病気は、虫歯や歯周病だけではありません。治りにくい腫れ物ができたら、お気軽に当院で検診ください。

     

     

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