Home > クスノセ歯科BLOG > お母さん、ご存じですか?(授乳・哺乳・離乳)・・・・・①
9月に入りましたが、40度近くの暑さがつづいています。
こんな亜熱帯みたいな気候では、まだまだ秋とはいえませんね。
コロナだけでなく熱中症にも注意して過ごしていきましょう。
今回からは乳児期の赤ちゃんのお口についてのお話です。
●母乳やミルクだけで十分?
乳児期前半の赤ちゃんにとって、母乳やミルクはほぼ完全な栄養が含まれる食品です。しかし、生後5~6ヶ月頃からビタミン、カルシウム、鉄分などの栄養素が不足し、「ミルク」だけから栄養をとろうとすると大量に飲まなくてはならなくなってしまいます。ですから「ミルク」以外のいろいろな食べ物を消化し、その栄養を吸収できるようにならなければいけません。それはその後の成長の過程でも大変重要になっていきます。
●離乳にはどんな意味があるの?
生まれてからすぐの赤ちゃんでも、母乳やミルクを吸って飲むこともできます。それは食事というよりも、生れもった反射の一つです。ですから固形状のものを噛みつぶして飲み込むことはできません。固形状のものが食べられるようになるには食べ物に応じた口の中への取り込み方、消化吸収を良くするための口の中での処理の仕方などを覚えていくことが必要になります。
このようにお母さんのおっぱいを吸って母乳を飲むことから、固形状のものを噛んで食べられるようになるまでの一連の流れを離乳といいます。離乳は、ほぼ大人と同じものを食べるのに必要な「食物を口に取り込む(捕食)」、「食べ物を潰して唾液と混ぜることによって消化を促する(咀嚼・そしゃく)、「食べ物を飲み込む(嚥下・えんげ)」」の三つをゆっくりと時間をかけて学び、身につけるための大切な過程なのです。
離乳は生後5か月頃から1歳3か月くらいまでの約1年間の時期に行うのが良いとされています。その際の食事を「離乳食」といいます。離乳をスムーズに進めていくためには、口の機能と食べ物形状が調和していることが重要となります。
赤ちゃんのお口のことで、何かわからないことがあれば、お気軽に当院までご相談ください。
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