Home > クスノセ歯科BLOG > ドライマウスについて・・・①
加齢, 健康について, 中・高年期, むし歯について, 口臭, 歯周病
巣ごもり生活が中心のゴールデンウィークが終わりました。コロナウィルスの脅威はまだまだ続きますね。ワクチンがまだ開発されていない今は、自分の免疫だけが頼りです、毎日の食事でビタミンを含む果物、ヨーグルト、きのこなどを摂取、免疫を高めていきましょう。クスノセ歯科は平常通り診療しております。皆様、コロナに負けず、一緒に頑張っていきましょう。
今回からはドライマウスについてです。
「ドライアイは知っているけれどドライマウスは聞いたことないな」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ドライマウスとは、口腔乾燥症つまり、口の中が乾燥する病気です。この機会にぜひ覚えておいてください。なお、体の中に水分がなくなって口が乾く場合があります。これは一時的な症状ですから、水分を摂ると元の状態に戻ります。ドライマウスは、水分を摂っても元に戻らないで継続する状態ですので、これとは違う症状です。
唾液の働き
口の中は常に唾液で潤されています。この唾液の成分には消化を助けるものや、細菌を殺す作用をもつものが含まれています。また、粘液成分は口の中の粘膜の保護や発音、食べ物の飲み込みを補助する役割があります。水分は口の中を洗い流す作用や、酸性になりがちな環境を緩和する作用、味覚を助ける作用、粘膜を保護する佐生も担っています。唾液が少なくなると、細菌が洗い流されないどころか、口の中が細菌の増殖にちょうどよい状態となってしまいます。
ドライマウスになると
ドライマウスの患者さんは、「口が乾く」以外にも、「食べにくい」「話がしにくい」「ろれつが回らない」「ベタベタする」「ヒリヒリする」「飲み込みにくい」などいろいろな症状を訴えます。
唾液によって口の中の粘膜が守られなくなるため、舌はこすれてデコボコがなくなってきます。唇やその周囲も割れたり、細菌やウイルスが増殖するので、それに伴うさまざまな症状が出てきます。むし歯や歯周病が目立つようになり、口臭もひどくなります。
また、食べる機能が障害されるために、噛み砕く途中の食べ物によって口の中の粘膜に細かな傷ができます。さらに飲み込む際の障害から、食道の炎症や肺炎などが起こり、唾液に含まれている成長因子が減少するため胃に炎症も起こります。食べ物の味もわかりづらくなります。
何かお口のことで異常を感じたら、すぐに当院でご相談下さい。診察でチェックさせていただきます。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
阪神尼崎駅から徒歩10分
尼崎市の歯科医院小児・一般・歯周病・インプラント・矯正・審美など、
どんな悩みも気兼ねなく相談いただける歯科医院です。
クスノセ歯科
〒660-0892
兵庫県尼崎市東難波町5-2-16
TEL:06-6481-2181
URL:http://www.kusunose-dental.com
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇